まず香港企業の株価動向を示す指数としてハンセン指数があります。 その他に、H株指数、レッドチップ指数、GEM指数などがあります。 こうした株価指数を見ると、一口に中国株、香港市場、といっても、株式の種類により値動きに差があることが分かります。
香港市場の代表的株価指数です。香港上場企業の中から時価総額、売買金額の上位のものが選出され、浮動株の時価総額をもとに加重平均で指数が算出されます。1964年7月31日を基準日としその時点での時価総額を100として計算されます。
中国本土で登記され、営業本拠を本土に持つ中国企業がその株式を香港に上場させた銘柄をH株といい、H株指数はそれらの時価総額で加重平均して指数化したものです。 この指数もHSIサービシーズ社が算出、構成銘柄 (2011年12月31日時点で40銘柄)は半年ごと見直しが行なわれています。2000年1月3日を基準日とし、その時点の時価総額を2000として算出されています。
中国政府や中国国有企業が30%以上を出資する中国企業の中で、売上げ(ないし利益、あるいは資産)の50%以上が本土から得られる企業で、香港や海外に籍を置くものがその株式を香港に上場させた銘柄をレッドチップと呼びます。 米国の優良株(収益性、成長性が高く、財務基盤も優れた企業の銘柄)をポーカーで一番高いチップ(青色)になぞらえてブルーチップと呼ぶことから、その中国版としてレッドチップという俗称がつけられました。 構成銘柄(2011年12月31日時点で25銘柄)はHSIサービシーズ社により、半年ごと見直しが行なわれています。2000年1月3日を基準日とし、その時点の時価総額を2000として算出されています。
GEM(*)に上場している銘柄から選ばれた62銘柄(2011年12月31日時点)で構成されています。米国S&P社が算出しています。 (*)Growth Enterprise Market(=成長企業市場)の頭文字。新興・成長企業群で、東証マザーズのような市場にあたります。現地では創業板と呼ばれています。
*ハンセン指数への連動を目指しているETF トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン/銘柄コード:02800
*H株指数への連動を目指しているETF ハンセンH株指数ETF/銘柄コード:02828 *中国A50指数への連動を目指しているETF iシェアーズA50/銘柄コード:02823
本土市場に上場しているA株(上海市場、深セン市場に上場して人民元建てで取引されている銘柄)から時価総額上位50銘柄で構成された株価指数で、英国FTSE社が算出しています。A株は国内投資家向けの銘柄で、海外の個人投資家には開放されていません。