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今、「カジノ」のマカオから「物流拠点」のマカオを目指して

 中国への返還10周年 ~ マカオの軌跡
 マカオの経済 ~ 2009年10月カジノ収益は史上最高額
 マカオのカジノ関連企業 ~ IPOラッシュ
 今後のマカオ ~ カジノから物流拠点へ
 UW・マカオ・ファンド1号 ~ 不動産市況の回復と期待
 
中国への返還10周年~マカオの軌跡
 
マカオは、中国大陸南岸の珠江河口(珠江デルタ)に位置し、古くは欧州と日本や中国、東南アジアとを結ぶ南海貿易の拠点として栄えました。その後、ポルトガルの国力低下と、広州港の開放とともに広州貿易の発展に取って代わられ、広州貿易従事者の保養地としての地位に活路を見出してきました。

2002年にマカオ政府がカジノの経営権を外資へ開放すると、アメリカからカジノ企業が一斉に参入しました。そして、2003年に中国本土からの個人旅行が解禁されると、カジノブームが起き、それが追い風となって、2006年、ついにカジノの賭け金、売り上げともにラスベガスを超えるまでになりました。
マカオ珠江デルタ

2009年はマカオが中国に返還されて10年目、節目の年になります。記念硬貨の発行や、マカオGP復帰記念レースの開催など、復帰記念日である12月20日には様々なイベントが予定されています。

マカオ
 
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マカオの経済 ~ 2009年10月カジノ収益は史上最高額
 
カジノ、観光業の不振で2008年第4四半期以降マイナスに転じていたマカオ経済ですが、世界的な景気回復感や底打ち感、隣接する中国本土の持つ力強い回復力の影響を受け、ここへきて復調の兆しを見せています。

マカオのカジノ収益推移

マカオのカジノ収益は8、9月と2ヶ月連続で100億パタカ(約1,200億円)を超え、伸び幅も金融危機以降最大となりました。
また、10月のカジノ収益も126億パタカで、これは前年の同月に比べて42%増となります。これは、10月1日からの国慶節の大型連休(8連休)で、中国本土から来訪者が増えたことによるもので、史上最高額を記録しました。

一方で、10月半ばに、中国本土からマカオに渡航する際の観光ビザ発給回数が「2ヵ月に1回から月1回になる」との観測が誤った噂であったこと、「2ヵ月に1回の運用を厳格に行う」旨が改めて発表されたことでマカオ・カジノ関連企業の株価が一時急落しました。観光来訪者数は、このような中国本土からマカオへの訪問規制に左右されがちですが、マカオの税収の約7割を占めるのは「多額の賭け金を使うハイローラー(VIP)からの収益であるため、影響は限定的なものでした。

訪問規制よりもむしろ、中国本土の銀行に対する貸出規制の方が影響力は大きいとの見方もあります。 
景気対策として産業活性化のために融資された中国本土の資金が株式市場やカジノ産業へ流れているとの懸念が出ています。カジノの過熱に敏感な中国政府の意向を受け、また、他のアジア地域のカジノ産業に対抗するため、マカオ政府はカジノ運営企業6社と適正な業界規模を検討することで合意するなど過熱回避への姿勢を見せています。

 
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マカオのカジノ関連企業 ~ IPOラッシュ
 
現在、マカオのカジノを運営する企業は6社あります。そのうちの1社が、香港証券取引所にマカオ・カジノ部門の上場を果たしました。さらに、2社においては、上場予定であることが発表されています。
 
ウィン・リゾート
米国ラスベガスで高級ホテルとカジノ・リゾートを経営。マカオでは、ウィン・マカオを運営しています。ウィン・マカオ(銘柄コード1128)はマカオのカジノ産業をスピンオフするかたちで、10月9日に香港株式市場へ上場しました。今回のIPOでは、全株式の25%に相当する12億5,000万株を発行し、公募価格は1株10.08香港ドルで、資金調達額は当初の予想額を上回る126億香港ドル(約1,460億円)となりました。この調達資金の約半分は、コタイ地区での新カジノ開発に充てられる模様です。
 
ラスベガス・サンズ
米国ラスベガスに本社を置くカジノ・リゾート運営会社。マカオではサンズ、ベネチアン・マカオ、他のアジア地域ではシンガポールにマリナ・ベイ・サンズを2010年にオープンする予定です。同社は11月30日にマカオのカジノ事業を香港市場に上場、公募価格は10.38香港ドル、約125億7600万香港ドルの調達額となりました。カジノの売り上げシェアは22%に達し(08年度)、SJMに次ぐ2位にランクインしています。金融危機で先延ばししていた各種施設の開発を終え、今後はカジノだけでなく、総合リゾートとして事業拡大する意向。ホテルの客室数を2万室まで拡充し、2万スクエアフィート超の商業施設、映画館6カ所が完工される予定です。この開発再開により、1万人から1万2千人の雇用が創出されると見込まれています。
 
MGMミラージュ
MGMミラージュ(ラスベガス)とMGMグランドマカオを展開。「収益の改善状況を見て、マカオ部門の上場を検討する」と発表しています。
ウィン・マカオ
ウィン・マカオ


ラスベガス・サンズ
サンズ
 
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今後のマカオ ~ カジノから物流拠点へ
 
現在、税収の大半をカジノ収益に依存しているマカオですが、今年12月に就任したマカオ行政長官の崔氏は「マカオ経済の多様化」を目指しており、今後カジノだけでなく、さまざまな産業に力を入れていくものと思われます。

10月、新交通システム「LRT」の建設計画が発表されました。それによると、マカオ島の中国本土との国境にある垬北検問所前のカジノシャトルバス乗り場を起点にして、香港フェリー埠頭からMGMグランド・マカオやグランド・リスボア、ウィン・マカオがあるカジノ・エリアを通って西湾大橋を経由しタイパ島までを結びます。タイパ島では、マカオスタジアムやマカオ国際空港を通って、終点北安フェリー埠頭までの全長21キロについて近く公開入札が行われます。
 
将来的には珠江デルタ地域と連結させる計画で、コタイ地区に位置する蓮花検問所駅を広州-珠海間で建設が予定されている鉄道と結びます。珠江デルタ地域とマカオの一体化計画の一環で、完成すれば、広州~珠海~マカオをつなぐ交通ネットワークが完成することになります。このネットワークによりマカオは物流拠点という新たな顔を持つことになります。

マカオLRT1期建設案
蓮花大橋で結ばれた横琴島エリアは、マカオと同じ特別行政区に指定されており、第2のマカオとして国際的な観光地区になると注目されています。現在は、マカオの約3倍の面積にわずか4,000人が住んでいますが、今後、高級リゾートやゴルフ施設、IT産業誘致等の計画があり、2015年には人口12万人、2020年までには20万人になると中央政府、広東省は試算しています。

マカオに関する大きな計画としては、他に「港珠澳大橋建設計画」があります。
 マカオ、その近未来

 
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UW・マカオ・ファンド1号 ~ 不動産市況の回復と期待
 
業界初であり、現在でもオープン型外国投信として唯一マカオに集中投資する同ファンドは2007年12月に運用を開始しました。主としてマカオの不動産及びマカオ関連の株式等に投資します。マカオへ集中的に投資することにより、マカオ経済の成長の恩恵を最大限に享受し中長期的に元本の成長を追求することを目指します。
 

当ファンドでは、高級居住用物件「Nova City」の権利を、2008年6月に2ユニット、2009年11月に2ユニット取得しました。

この物件は、シティ・オブ・ドリームズやベネチアン・カジノリゾート等の開業により著しく発展しているコタイ地区に近いタイパ島の中心にあります。「カジノ王」の異名を持つスタンレー・ホー氏率いるシュンタック・ホールディング(銘柄コード242)の傘下企業が、タイパ島に開発した高級居住用物件群です。マカオ国際空港へのアクセスの良さや、近年中にマカオ全域を結ぶモノレールの駅が近隣に開設予定であるなど、投資物件としての好条件を兼ね備えています。


 

マカオNova City
不動産価格と取引件数 マカオ統計局発表の最新データによると、マカオ居住用不動産の取引件数は、今年1月を底とする鮮明な「V字回復」が確認できています。一方、取引価格の回復スピードは、取引件数に比べて緩やかで、過熱気味の中国本土や香港と比べても小幅な上昇にとどまっています。第2のマカオとして開発が進められている横琴島エリアなど周辺地域の地価上昇に伴い、今後マカオの不動産市場も注目度が増していくものと思われます。特に、今年下期に入って、民間プロジェクトの再開や公共インフラプロジェクトの詳細が具体的になってきていることから、取引件数や価格に好影響が出てくるものと予想しています。
 
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UWマカオファンド1号は、申込手数料(上限 約定金額の3.15% 税込)、管理報酬(純資産額の年率1.50%)、代行協会員報酬(純資産額の年率0.5%)、販売会社報酬(純資産額の年率0.85%)、受託会社報酬(純資産額の年率0.125%)、買戻し手数料(上限 基準価額の1%)、その他成功報酬、監査報酬等(事前に計算できないことから総額を表示できません。)がかかります。
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金 融 商 品 取 引 業 者 登録番号:関東財務局長(金商)第193号
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