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マカオ訪問記~マカオの不動産事情~
列、列、列のフェリーターミナル マカオへの入境規制の不動産価格への影響はいかに?
規制はなぜ?いつ緩和されるの? カジノはマカオの福祉にも貢献
2031年には人口が1.5倍に モノレールから眺める100万パタカの夜景!?
「Nova City」をはじめとするタイパ島物件の見通し 8月28日、フォーシーズンズホテルがオープン
   
   マカオ訪問記 2010年11月 | 2009年6月 | 2009年2月 |2008年8月 
   
 
列、列、列のフェリーターミナル
8月某日、全席満席の高速フェリーに揺られ、香港から約1時間かけてマカオに到着です。
相変わらずフェリーは超満員。2007年よりも明らかに便数が増えているはずなのに、込み具合は増しているという….いやはや、人気観光地なんですからもっとフェリーの本数増やしてくださいよって感じです。
さて、早速マカオの不動産物件を見に行くぞと意気込んでいたら、イミグレーション(出入国審査)で足止め。またか….香港のフェリーターミナルでチケットを買ってから、1時間近くフェリー乗り場で待たされて、マカオに到着してもまたまた並びます。楽しみはじらされるってことですか。
マカオフェリーターミナル
▲マカオフェリーターミナル
まぁ、30近くあるイミグレーションカウンターの中で空いているのは居住者向けも含めてたった8カウンターだけですからね。これ、どうしてだかわかりますか?イミグレーションで働けるのは、マカオ居住者だけなんですが、やっぱり、マカオの人たちも、より給料の高いカジノに働き口を求めるのでしょう。わざわざ、海外からマカオに来て取得が大変なビザを取るのですから 高給のカジノ関連の職場に行ってしまうでしょう ….ということは….イミグレーションはずっと変わらずこの環境なんでしょうか?何とかして欲しいものです。まぁ、これだけ列をなすってことは、中国人にとって、マカオは近場の人気旅行スポットであることの証明でもありますね。
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マカオへの入境規制の不動産価格への影響はいかに?

マカオ入境ビザ発行の規制影響を受け、今後の経済成長の不透明感がささやかれている現在のマカオ。さらなる規制懸念から不動産取引金額も減少しており地元の不動産業者の方々は元気がないかなと思ったら、結構強気でしたね。「不動産の価格上昇はこれからだ」と。
でも、それには彼らなりの根拠があるみたいです。現地の不動産を熟知する人にとっては、こうしたマカオに関する悪いニュース続出の今こそが物件の買い時ってことのようです。どういうことかと言うと、彼らの見解では、現在は厳格化の一途にある中国本土から マカオへの入境規制は 来年には緩和されていくとの見通しだそう。彼らが不動産に対して強気な理由はここにあるようです。

マカオの不動産会社
▲マカオの不動産会社
さらにこうした本土からマカオへの入境規制が発せられたためにマカオに対して一時的に投資家心理が弱くなったのならば、逆もまたしかりで、規制が緩和されれば一気に上向くはずとのことですが、どうでしょうか。
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規制はなぜ?いつ緩和されるの?
また、どうしてこの時期に中国本土からマカオへの旅行者を制限するの?と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。現地マカオの人たちの一般的な見解としては、第一に、中国政府としては北京オリンピック前にあまりマカオに観光客の目を向けたくなかったのではないかということらしい。国の威信をかけたオリンピック開催期間中に、マカオの方が賑わっていたという結果になってはどうも、と。わからないでもないですね。
先程申し上げた、2009年以降はマカオへの入境規制が緩和されるだろうという根拠はこのことのようですね。
もちろんそれだけでなく、今後も現在のような規制措置が続くのでは、巨額の米国資本を誘致してきたマカオ政府としても面目が立たないといいますか。このまま、最大の市場である中国本土からの観光客の流入を制限しっぱなしでは、マカオに世界最大級のカジノ都市をつくるという巨大プロジェクトを進めてきたマカオの信用問題にも繋がりかねないですから。
大渋滞のメインストリート
▲大渋滞のメインストリート
ホテルのシャトルバスを待つ観光客
▲ホテルのシャトルバスを待つ観光客
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カジノはマカオの福祉にも貢献
さらに加えると、マカオ政府にとってはカジノ事業から入ってくる税金も非常に大事なんですよね。ここは、絶対減らしたくない。当然、今後も増やしたい。みなさんの中にはカジノに対してはダークなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実際、マカオではカジノ産業の拡大によるカジノから入る税金の増加によって財政が潤ったために、手厚い福利厚生が提供されているのですよ。例えば、現在マカオでは小学校から高校まで教育費がすべて無料です。以前は高校は有料だったんですけど、2年ほど前から、カジノの急増で非常に潤ってきたこともあり、高校まで無料になったというわけです。高齢者への配慮ももちろんで、昨年から毎月の生活補助金を受ける対象が70歳以上から60歳以上に 夜にライトアップされるヴェネチアン
▲夜にライトアップされるヴェネチアン
なったようです。このように、マカオにとってカジノから入る税収は重要ですね。
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2031年には人口が1.5倍に
本土からの入境規制の緩和とは別の角度で、今後のマカオ不動産の値上がり要因として考えられるのは人口増加。ちなみに、マカオ滞在中に現地で読んだ新聞によるとマカオ統計・人口調査局の見解では、今から23年後の2031年にはマカオの人口が約83万人に達するとの見通しだそうです。2008年の6月時点で約55万人の人口が、2011年までには約64万人、2016年には約70万人と急激な人口増加を遂げるという予測です。まぁ、確かにこれだけの最高級のカジノホテルや商業施設が作られる計画があれば、それだけのサービスが提供できる、きちんと教育を受けた人を海外から連れてくる必要がありますからね。極端に思える人口増加予測にも納得です。マカオの人口密度は既にモナコを抜き去り世界一なのに、そんなに増えるといったいどうなってしまうのかという感じさえします。それだけ新たに居住用不動産も必要になってくるのは当然ですね。
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モノレールから眺める100万パタカの夜景!?
マカオモノレールの路線図
家彦新聞・中国版ウィキペディアより

ご参考:上記の図はモノレールの路線図だそうです(まだ、予定ですが)。

でも、そのために絶対的に必要とされているのは人が住むためのインフラ整備。例えば、私もよく日本からマカオに電話をかけるのですが、たまに電波が悪いことがあるんです。もちろん、携帯電話同士の通話じゃありません。固定電話同士の通話です。陸の足にしても電車などの交通機関が発達していないために、自家用車やバス、タクシーを使っての道路での移動に限られます。そのため、弊社のマカオオフィスのスタッフによると、最近はかなり渋滞がひどくなっているそうです。身をもって人口増加を感じているとか。こういう話を聞くと、計画中のモノレールが早く開通してくれれば良いのにと思います。 モノレールに乗って、ちょっと上の高さからヴェネチアンやフォーシーズンなど豪華ホテルが次々とオープンしているコタイ地区の夜景を見られたら綺麗でしょうね。香港の「100万ドルの夜景」に対抗して「100万パタカの夜景」とか。予定では2008年の施行で、2011年完成とか。完成したら、ぜひともモノレール一周旅行をしてみたいものです。

今もなお開発が進むコタイ地区
▲今もなお開発が進むコタイ地区
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「Nova City」をはじめとするタイパ島物件の見通し
さて、ファンド物件についてもきちんと、視察して来ましたのでご報告いたします。UWグループ、イチオシ物件の「Nova City」。この物件については、現地の不動産会社もかなり強気です。彼らが今、絶対にお買い得だと主張しているのはタイパ島の物件。 なぜかといいますと、あちらでは、マカオ半島で働く人はマカオ半島に、タイパ島で働く人はタイパ島に住むという傾向がかなり強いらしいのです。マカオに行かれたことのある方はおわかりかと思いますが、マカオでは、半島とタイパ島から続く新開発エリア間の移動に手間がかかるんです。 Nova City
▲Nova City
同じ香港からフェリーでマカオに行くとしても、マカオ半島にもタイパ島にもフェリー乗り場がある理由がここでわかります。今後のマカオでの開発の中心地となるタイパ島や、タイパ島とコロアン島の間を埋め立てたコタイ地区に、カジノホテル、ショッピングモール、劇場やコンベンションホールなどが続々とオープンし、世界最大級のエンターテインメント都市となった際には、タイパ島側の労働人口がものすごく増えますから、土地面積が限られているタイパ島の居住用物件は需給が逼迫して価格の上昇が見込めるというわけです。
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8月28日、フォーシーズンズホテルがオープン
さて、2008年8月28日にコタイストリップの正式なホテルとして、ヴェネチアンマカオに続いて2番目に開業したフォーシーズンズ・ホテル・マカオですが、これまた大きなホテルです。360の客室に加えて、2万平方メートルの敷地だそうですが、面白いのはこのフォーシーズンズでは、同ホテルグループ初の試みとして、部屋の一部を分譲マンションとして売り出すそうなのです。こんな超好立地の超高級分譲マンション、いったい誰が買うのかと興味津々ですが、あの世界最大のIT企業の会長もこの分譲マンションの一部を購入するとか。これは現地の不動産業者から仕入れたとっておきの情報です(笑)。先月の初めに報道された米系投資会社カーライルのマカオ不動産居住物件の投資に続き、今度はIT界の超大物の投資です。これで今後もますますマカオの分譲マンションに注目が集まりそうです。 フォーシーズンズホテル
▲フォーシーズンズホテル
   

(ファンドスタッフU)

 

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