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珠海デルタ地区が中国全土の先進的モデル地区に
2008年12月、中国政府は珠江デルタ地区発展計画綱要を策定した。その中で広東、香港、マカオを含む珠海デルタ地区は、中国全土の経済発展のモデル地区としての先進的な役割を期待されている。
綱要の中で、中国政府はインフラ整備を進めるとともに、同地区の既存製造業の発展・充実をはじめ、金融、情報サービス、アウトソーソング、物流など近代的サービス業の発展から、電子、バイオ、新材料、環境保護、新エネルギーなどのハイテク産業の発展、さらに農業産業の発展、環境社会への対応まで、一気に先進的地域に押し上げようとしている。
内需拡大につながる観光産業の発展
2009年5月19日、中国国家観光局の幹部大会が開催され、劭琪偉局長が以下のように述べた。「中国の観光業には強力な戦略と将来性がある。観光業の発展により内需の拡大が見込まれることから、中国の国民経済にとって重要な意義がある」。
このように、今後、中国政府は海外からの観光客誘致に注力していくものと思われ、マカオ観光は珠海デルタ発展ともあいまって重要な位置を与えられている。
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港珠澳大橋─珠海地区一体化の起爆剤
珠海デルタ地区は、今後、産業・物流・近代的サービス業、ハイテク産業、環境保護社会などの面で、中国全土をリードする地区へと変貌を遂げることになるだろう。
1.需要面
各分野での建設ラッシュ。それはこの地区に大きな購買力をもたらす。有効需要の創出により、その波及効果は計り知れない規模になるものと思われる。
大橋完成で移動時間が短縮される直接的な経済効果は、完成後の20年間で中国本土、香港、マカオ3地域合計で740億元。(出所:香港立法会)
2.供給面
各種産業の高度化をもたらし、それが他の地域にとっても刺激となり、産業基盤の発展へ影響を及ぼしていくものと考えられる。
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未来を結ぶ巨大な架け橋
港珠澳大橋が完成すると、産業と産業、人と人、人とモノなども結ぶ架け橋となり、珠海デルタ地区の一体化を大幅に促進するだろう。
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新たな景観
珠海に長大な大橋が完成すれば、眺望は一変する。視界に入りきれないほど東西に伸びるこの大橋は、珠海の新たな景観として話題になるだろう。 |

港珠澳大橋の完成イメージ |
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新しい観光スポット!?
港珠澳大橋では、海運の便宜を考慮して一部トンネルとなる。
トンネル部分の入口には人工島が作られる予定。ちょうど東京湾アクアラインにある海ほたるパーキングエリアのようなものになるだろう。広々と周囲に広がる珠海の眺望で、人気の観光スポットになるかもしれない。
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・主要地域間のアクセス時間が大幅短縮
–香港~マカオは30分以内(50%短縮)に!
–珠江デルタ西部地域~香港は1時間半(40%短縮)に!
・2035年には1日5万台の交通量が見込まれ、23万人が行き来することに。
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| 空港やフェリーターミナル、カジノホテルなどを結ぶ全長20kmの軽量軌道交通(LRT)システムの建設計画が確定。2011年に営業開始し、2013年に全線完成の予定。 |
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マカオ観光がますます便利に
マカオ政府の計画によると、マカオ半島北東部から、半島の東沿岸に沿って西側の西湾湖付近まで半島を半周し、そこから西湾大橋沿いのトンネルを通ってタイパ島西部からコタイ地区の中心街を通り、マカオ国際飛行場を経由してタイパ島北東部の北安臨時フェリーターミナルを結ぶ路線になる予定。
総延長距離は約20km、駅数は22~3駅で、高架型の軽量軌道交通システム(LRT)での運行を予定しているとのこと。営業時間は一日19時間、3~6分の間隔。したがって、仮に始発を朝6時としても深夜1時ぐらいまでは運行することになる。高架からの眺望や深夜運行など、観光客やカジノ客をはじめ、ますますマカオ観光は便利なものになり、観光客の増加にも結びつきそう。 |
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世界観光機関(UNWTO)の予測によると
■世界の海外旅行者数は、1995年から2020年まで年率で4.1%増加し、2020年には年間16億人に達する。
■なかでも中国は最大の観光受入国となり、2020年には年間1億3000万人の観光客を受け入れる。
■中国人海外旅行者数も世界4位までに上昇する。
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